杵屋 勝礼緒(かつれお)


2021年11月に勝くに緒師匠のもとで長唄三味線を習い始めて、ちょうど四年を迎えた今秋。杵勝会名取試験に合格し、このたび「杵屋 勝礼緒」を名乗らせていただくことになりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
2021年は、転職で生活リズムが大きく変わったことをきっかけに、何か新しい習い事を始めたいと思った年でした。子どもの頃から舞台観劇が好きで、特に宝塚歌劇をよく観ていたのですが、ちょうどその頃上演されていた南北朝時代の楠木正行公を主人公とした作品「桜嵐記」で、舞台に響く和楽器の音色がひときわ印象に残りました。そこから「和楽器を習ってみたい」と思うようになり、いろいろと探す中で勝くに緒師匠の玉の緒会に巡り会いました。
体験レッスンで初めて三味線に触れたとき、もっと上手く弾けるようになりたい!と強く思わせる “ちょうど良い難しさ” があり、負けず嫌いな性格をくすぐられたのを覚えています。
入門してからは、ありがたいことに演奏の機会にも多く恵まれ、夢中でお稽古を続けているうちに、気づけばあっという間に四年が過ぎていました。一人でお稽古をしているだけでは、決してここまで続けられなかったと思います。ここまで歩んでこられたのは、玉の緒会の仲間の皆さんのおかげです。さまざまな場面で励まされ、助けられ、いつも温かい環境に支えられてきました。最近では後輩も増え、ますます賑やかで楽しい会になっています。
玉の緒会には、年齢も職業も本当に幅広い、個性豊かな方々が集まっています。こんなにもユニークで魅力的な仲間と出会える場所は、なかなか無いと感じています。
仕事の環境が変わった今は、練習時間をどう作るかが目下の課題ですが、名取のお許しをいただいたこのタイミングを新たなスタートとして、これからもコツコツとお稽古を続けていきたいと思います。



